短編

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  「曇りのち、雨のち」
   お隣のケンちゃんが真に恐れるものとは、何を隠そう雲である。
   あたしとケンちゃんのおはなし。(2008.07.02)

 
  「世界の中心」
   もしかするとあなたは、大げさな、と笑われるかもしれません。
   しかし、少しも大げさな話ではないのです。
   ――龍彦にとっては、“彼女”がそうだったということ。(2008.07.07)

 
  「恋の病にする薬」
   「ずばり、惚れ薬です」
   一気に飲んでくれるだけでいいから、と言われても、
   はいわかりましたなどと答えられるはずもなく。(2008.09.15)




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