作者コメント

「Run After Another」の作者である鷹村町さんからお言葉をいただきました。
町さんどうもありがとうございます!



 初めまして。鷹村町と申します。
 このたび、一木チェコさんのご厚意により、拙作を掲載していただく運びとなりました。
 「Run After Another」は私が生まれて初めて書いた小説らしきものでして、一木さんは生まれて初めての読者でありました。それだけでもう感謝感激雨霰なのですが、こんな待遇まで受けてしまって、本当に畏れ多い限りです。
 一木さんには昔からお世話になりっぱなしなのですが、これでもう一生頭が上がらないんじゃないかと思います。心から、ありがとうございます。

 「RAA」を書き始めたのは今から4年以上前のことで、当時はノリと勢いだけで書いていました。今もノリと勢いだけで生きているような気もしますが、それはそれ。
 で、記念すべき処女作をこの機会に読み直してみようかと試みたところ、開始三秒でギブしました。(三秒て)(もうちょっとねばれや自分)
 つたないというか、へちょいというか、もういたたまれない……!
 イタイイタイ目にイタイ。
 これだけで小一時間は悶え転げられる自信がある!(胸張って言うことか)
 そんな作品ですから、Webで公開などという大出世は分不相応もいいところでして、半分以上は羞恥プレイな気がしないでもないです。今なら顔から出た火でサンマが焼けるよたぶん。それはもう真っ黒に。
 よっぽどまるまる書き直したいところなのですが、当時の見境のない情熱や、若気の至り的な暴走具合も含めて「RAA」なのかな、とも思い、そのまま掲載していただくことにいたしました。

 そんなわけで、文体ですとか構成ですとか、色々と見るに耐えないところだらけの作品です。
 ですが、産みの親として、作品への愛情だけは全力全開でぶちこませていただいたつもりです。そのあたりが少しだけでも伝われば幸い……なのですが……。
 ちなみに、すばらしくツッコミどころ満載な感じに仕上がっているとは思いますが、そこはあたたかい目で華麗にスルーしていただけると助かります。スルーできねえよ! という場合、全ての原因と責任は当然ながら作者である鷹村町にありますので、ゆめゆめ一木さんを逆恨みなさることのなきようにお願いします。

 それでは、読んでやろうかという奇特なかたがいらっしゃいましたら、どうぞよろしくお願いいたします。
 やたらと長い物語ですが、最後までお付き合いいただけると嬉しいです。

 2007年7月8日
                                      鷹村町 拝

まちさんのブログはこちら→ それだけでなんかしあわせ




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